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コミック戦国無頼 2010年 09月号 [雑誌] (JUGEMレビュー »)

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なんば歩き(ナンバ走り)の謎

JUGEMの更新もしたことだし、たまにはblogのほうも。

昨夜読んだ本から「なんば歩き(ナンバ走り)」という所作が気になっている。
江戸時代まで日本人は右手右足が同時に出る歩きかただった、という説だけど、本当にそうなのか?

私の大好き資料wの洛中洛外図(舟木本)を見ると、たいていの人は何か持って歩いていて、空いた手を振って歩いている人をほとんどみかけない。
商売道具を背負ったり、主人の槍や荷物を持ったり、女はかぶった被衣(かづき)を支えたりなので、手が空かない。

そんな洛中洛外図でやっと見つけたナンバ走りらしき動作。
清水寺の僧侶と思し人達。
階段の上り下りで同じ手足が出てる。
なんば歩き_清水寺

ところが、これは下立売通(しもたちうりどおり)をぶらぶら歩くオッサン。
手前の人物、左手が前、左足が後ろに見える?
いわゆる今風の歩き方。
通常歩き_下立売通

ところが、twitterで紗久楽さわ先生に教えていただいた合戦図だと、登場人物のほぼ全部がなんば歩きのポーズ。
合戦_なんば歩き
「大江戸図鑑(武家編)」という本掲載の「日吉山王参詣図屏風」の一部だそうです。
手ぶらの郎党と思しき人たちも全部なんば歩き。

仕草として、それをやるときとやらないときというのがありそうです。

日本絵画は様式優先なので、描写の正確さはアテにならないと言われ確かにそうなんだけど、私は洛中洛外図のような群像図でディテールの描画に関しては、えかきの観察スケッチの要素が強いと思っているので、わりと生活として見ています。

明治時代の動画だともうすべての人が今と同じ歩き方だという。(youtube動画があったらしいが現在は削除)
徴兵制で西洋式軍隊の所作の影響だという説もあるけど、街行く若い女性など徴兵と無縁の人たちも全部今歩きだすると、それはちょっと疑わしい。

思うに、なんば歩きという所作は確実に存在して、後に武芸に特化して残っていったんじゃないかと。
ただ、大多数がやっていたことが徐々に無くなったり、別のものになったりする時には必ず生活上の理由があるはずだけど、それはまだ解らない。

当時の所作とかは相変わらず気になりますが、そのまま描写するとなると…w
漫画ならまだいいかもだけど、大河ドラマや映画とかでリアルに全員が右手右足同時に出ていたら、けっこうぎょっとする光景になりそうです。
| 戦国 | 17:16 | comments(0) | 岸田ましか |

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